消費ニーズと利便性をとことん追求した製品開発
~人の心に響き愛用される製品開発を目指して~
魅力的な製品を生み出すには、継続的な基礎研究と消費者ニーズをしっかり把握した開発が不可欠です。当社の研究開発の真髄は、約50余年次亜塩素酸ナトリウム液(製品名;キッチンブリーチ)の製造販売体制にあります。
当社では、これまで次亜塩素酸ソーダや各種洗浄剤等の製造販売で培ってきた技術と経験をもとに、常にお客様の立場に立ち、使いやすく有益で役に立つ製品の開発を第一義とし、基本技術の探究とその応用、新素材や有用成分の探索、製剤化技術の深耕、効能・効果試験や実使用評価試験の実施(エビデンス取得)等から、価値訴求を詰め、有効性と安全性に下打ちされた『人の心に響き愛用される製品』即ち、『消費者が納得しロイヤルユーザーになって貰えるような製品』を上市するように努めています。
ミツエイのR&D理念は、物事の本質を見極め、お客様の豊かな生活実現と質(QOL)の向上を目標に掲げ、機能性・利便性・安全性に優れ且つ高品質な製品を提供するために、多種多様なニーズと独自な視点からのテーマ(シーズ)に対し、知恵を絞り工夫を凝らし僅かな可能性(光明)をも見逃さずチャレンジすることです。
現在、限りある石油資源の有効利用と廃棄物削減、環境保全・紙資源の節約・太陽光など自然由来クリーンエネルギーの利用、容器材料の再使用、包材減量、通函化などを実施することで脱炭素社会の実現とエネルギー使用の効率化に貢献できるよう製品開発においても検討要件に加えています。
実際の新製品の開発/販売プロセスでは、製品の企画・設計の段階から、機能性・利便性・安全性に加え環境ECO対策、更に製造(配合・充填包装・品質検査)、倉庫管理、流通プロセス管理、設備の保全まで一元的に取り扱い、最良のパフォーマンスとスピーディーな展開を実行しています。
これにより安定した品質維持と薄利多売でもビジネスが成り立つ揺るぎない体制が構築されています。
ミツエイのR&D活動(5つの基軸)
基盤研究
- 機能性に関わる技術
(洗浄・殺菌・除菌・抗菌・消臭等) - 安全性に関わる技術
- 界面に関わる技術
- 次亜塩素酸他漂白に関わる技術
- 香りに関わる技術
- 有用な原料の探究
- 製造に関わる技術
- 生命科学・皮膚科学に関わる技術
- 衣類に関わる技術
イノベイティブテーマ研究
- 新規な価値創造
- オリジナルアイデアの探究
- 新規有用な原料の探究
- 新剤形、新規処方系の研究
- 原料・処方・容器等の一元管理
(DX化の推進)
商品開発研究
- 商品の開発設計
- 処方開発
- 製法開発
(処方作成、安定性確保) - 容器・包材に関わる開発
- 効能効果の評価
- 製品の評価
(アンケート等) - スケールアップ
(試作、使用原料の確認等) - 内容液製造標準書作成
生産技術研究
- 配合・調合に関わる技術
- 危険物や食品添加物原料の対応
- 配合精度に関わる技術
- 設備滅菌に関わる技術
- 加熱・冷却・撹拌に関わる技術
- 充填に関わる技術
- 包装に関わる技術
- パレタイジングに関わる技術
物流プロセス改善
- 自動倉庫の運用に関わる検討
- パレット標準化の推進
- 運送費用のコスト削減
- 10t運送の推進
- 在庫の削減検討
製品化のプロセス(新アイデアが商品になるまでの流れ)
商品化起案
マーケティングアイデア
消費者ニーズ
オリジナル(シーズ)
プールアイデア
商品化企画・設計
コンセプト・仕様決定
商品開発
処方開発、規格設定
エビデンス取得
製造
配合、充填包装、規格検査